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LINEスタンプの画像サイズ・規格 完全版(370×320・メイン・タブ)

公開日 2026-08-17

「370×320pxって全部その大きさ?」「偶数pxって何?」——申請前に必ず確認したい画像規格を、つまずきやすいポイントごと早見表にまとめました。

LINEスタンプを作るとき、最初につまずくのが画像の規格です。「370×320pxって、全部その大きさにするの?」「偶数pxって何のこと?」「余白はどれくらい?」——ここを間違えると、せっかく描いた絵がアップロードの時点で弾かれたり、審査でリジェクトされたりします。

この記事では、LINE Creators Marketの公式ガイドラインに沿って、スタンプ画像・メイン画像・タブ画像のサイズ、容量、個数のルールを一覧でまとめます。あわせて、実際に変換処理を作って分かった「規格表には書かれていないつまずきポイント」も紹介します。

本記事の数値は LINE Creators Market 公式ガイドライン2026年8月17日 に確認したものです。規格は変更されることがあるため、申請直前には公式ページで最終確認してください。

LINEスタンプの画像規格 早見表

まず結論です。用意する画像は3種類あります。

種類サイズ個数役割
スタンプ画像最大 W370 × H320 px8/16/24/32/40個トーク画面で実際に送られる本体
メイン画像W240 × H240 px1個ショップの一覧・詳細ページの顔
タブ画像W96 × H74 px1個トーク画面下部のタブに出る小さいアイコン

3種類すべてに共通するルールが次の5つです。

項目ルール
ファイル形式PNG(背景は透過が必須)
1ファイルの容量1MB 以下
ZIP全体の容量60MB 以下
ピクセル数縦横とも偶数にする
解像度・カラー72dpi以上 / RGBカラーモード
370 × 320
スタンプ画像
スタンプ本体(最大サイズ)
240 × 240
メイン
メイン画像
96 × 74
タブ
タブ画像
3種類の大きさの関係(図は縮尺を揃えた比較イメージ)

スタンプ画像は「370×320px以内」であって「370×320pxちょうど」ではない

ここが最初の誤解ポイントです。370×320pxは上限であり、全部をこのサイズに引き伸ばす必要はありません。

縦長のキャラクターなら 260×320px、横長のポーズなら 370×240px というように、絵の形に合わせて変えて構いません。無理に370×320pxに合わせようとして余白を大きく取ると、トーク画面で表示されたときにキャラクターが小さく見えて損をします。

実用的なコツ: 40個セットでも、全部のサイズを揃える必要はありません。むしろ絵ごとに最適な比率にした方が、トーク画面での見え方が自然になります。ただし極端に小さい画像(例: 100×100px)は他のスタンプと並んだときに貧相に見えるので、長辺は300px前後を目安にすると揃って見えます。

なぜ「偶数px」でなければいけないのか

公式ガイドラインには「画像のサイズは、自動的に縮小されるため偶数にしてください」と書かれています。

LINEはアップロードされた画像を、端末の画面サイズに応じて2分の1などに自動縮小して配信します。このとき元のピクセル数が奇数だと割り切れず、端が半ピクセルずれて輪郭がぼやけたり、1pxの線が入ったりします。それを避けるための決まりです。

つまずきポイント: ペイントソフトで「370×320」と指定して作れば問題ありませんが、後から画像をトリミングした場合が要注意です。「余白を詰めよう」と自動トリミングをかけると、369×317pxのような奇数サイズになりがちです。書き出す前に必ずサイズを確認してください。
直し方はかんたんで、1px足して偶数にするだけです(369 → 370)。増えた1pxは透明なので見た目は変わりません。

背景の透過と、周囲10pxの余白

背景は必ず透過にします。白い背景のまま出すと、トーク画面の背景色や壁紙の上で四角い白い板が浮いてしまい、審査でも弾かれます。

そのうえで、公式ガイドラインは「トリミングされた画像の外枠とコンテンツの間には10pxぐらいの余白が必要」としています。つまり、絵をぴったり画像の端まで詰めてはいけません。

状態結果
NGキャラクターの頭や手が画像の端に接している端末によっては見切れて表示される
OK絵の周囲に10px前後の透明な余白があるどの端末でも切れずに表示される

意外な落とし穴「余白のゴミ」

透過処理をしたつもりでも、画像の隅に1〜2pxの不透明なピクセルが残っていることがあります。これは自動で背景を切り抜いたときや、JPEGを経由したときに起きやすい現象です。

見た目には白い点や薄い影にしか見えないため気づきにくいのですが、LINEの審査では「余白にゴミがある」として指摘されることがあります。書き出したPNGを濃い色の背景の上に重ねて確認すると、残っているゴミが一目で分かります。

ファイル容量は1枚1MB以下・ZIP全体60MB以下

スタンプ1枚あたり1MB以下、すべてをまとめたZIPファイルは60MB以下にする必要があります。

370×320pxという小さな画像なので、通常の絵柄なら1MBを超えることはまずありません。超えてしまうのは次のようなケースです。

  • 写真をそのまま貼り付けた(写真は情報量が多くPNGでは圧縮が効きにくい)
  • グラデーションや細かい模様が全面に入っている
  • 意図せず高解像度(例: 1480×1280px)のまま書き出した

1MBを超えた場合は、PNGの減色(色数を256色などに減らす)で対応できます。イラスト調の絵なら、減色しても見た目はほとんど変わらないまま容量が半分以下になります。透過情報は保持されるので安心してください。

作れる個数は8/16/24/32/40個から選ぶ

スタンプの個数は自由ではなく、8・16・24・32・40個の5択です。中途半端な個数(例: 12個)では申請できません。

個数向いているケース
8個まず1セット出して流れを掴みたい。最小の手間で申請できる
16個最も選ばれやすい。あいさつ・返事・感情がひと通り揃う
24〜40個プレゼント用や、キャラクターを本格的に展開したい場合
個数が多いほど売れやすいわけではありません。使い道の広いスタンプが8個ある方が、使いどころのないスタンプが40個あるより使われます。迷ったら16個から始めて、反応を見て第2弾で増やすのが堅実です。

よくある規格ミスと直し方

症状原因直し方
アップロードで弾かれるサイズが370×320pxを超えている長辺を370px(横長)/ 320px(縦長)以内に縮小
アップロードで弾かれるピクセル数が奇数縦横それぞれ1px足して偶数にする
アップロードで弾かれるJPEGで書き出しているPNG(透過あり)で書き出し直す
背景が白い板になる透過されていない背景レイヤーを削除してPNG保存
審査で「余白」を指摘される絵が端に接している / 隅にゴミが残っている周囲に10pxの透明余白を確保し、濃色背景で目視確認
容量オーバー写真素材・高解像度のまま書き出しPNGを減色して圧縮
タブ画像だけ弾かれる96×74pxという特殊な比率を見落としている正方形ではないので専用に作り直す

スマホしかない場合のサイズ調整

パソコンがなくても規格に合わせられます。

  1. LINEスタンプメーカー(公式アプリ)を使う — 撮影・切り抜き・サイズ調整・申請までアプリ内で完結します。規格違反が起きにくいのが最大の利点です。
  2. 画像編集アプリでサイズを指定する — 「ibisPaint」「Canva」などでキャンバスサイズを370×320pxに設定してから描きます。後からリサイズすると画質が落ちるため、最初にサイズを決めるのが重要です。

手描きの手順から知りたい方は「LINEスタンプの作り方 — 初めてでも失敗しない手順」を、申請の流れは「LINEスタンプ申請の手順 — 審査に通すためのチェックリスト」をあわせてご覧ください。

規格の変換とチェックを自動でやる

STAMP ENGINEは、生成した画像を370×320px以内・偶数px・余白10px・透過PNG・1MB以下に自動変換します。メイン画像(240×240)とタブ画像(96×74)も同時に作られ、そのまま申請できるZIPになります。アップロード前に規格違反がないかの自動チェックも付いています。

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よくある質問

Q. 全部のスタンプを同じサイズに揃えないといけませんか?

いいえ。370×320pxは上限なので、絵ごとに違うサイズで構いません。むしろ絵の形に合わせた方が自然に見えます。

Q. 370×320pxより大きい絵を描いてしまいました

縮小すれば問題ありません。元が大きい分には画質は落ちないので、むしろ大きめに描いて最後に縮小する方が綺麗に仕上がります。縮小後に偶数pxになっているかだけ確認してください。

Q. 背景を透過にする方法が分かりません

お絵描きアプリなら「背景レイヤーを非表示にしてPNGで書き出す」だけです。写真から作る場合は自動で背景を切り抜くツールを使い、書き出したPNGを濃い色の上に重ねて切り抜き残しがないかを必ず確認してください。

Q. メイン画像とタブ画像は、スタンプと別の絵にできますか?

できます。ただし一覧で目に入るのはメイン画像なので、そのセットで一番魅力的な1枚を選ぶか、専用に作るのがおすすめです。タブ画像は96×74pxと非常に小さいので、細かい絵より顔のアップなど大きく分かりやすい絵が向いています。

Q. 規格に合っていれば審査は通りますか?

規格は最低条件です。著作権・肖像権の侵害、他人の写真の無断使用などがあるとリジェクトされます。詳しくは申請の手順とチェックリストをご覧ください。

まとめ

  • スタンプ画像は最大370×320px(上限であって固定サイズではない)
  • メイン画像は240×240px、タブ画像は96×74pxを別途用意する
  • PNG透過・偶数px・周囲10pxの余白が3つの必須条件
  • 容量は1枚1MB以下 / ZIP全体60MB以下
  • 個数は8・16・24・32・40個の5択。迷ったら16個

規格は覚えてしまえば単純ですが、偶数pxや余白のゴミなど、手作業では見落としやすいポイントが残ります。自動で規格変換とチェックまで行いたい場合は、STAMP ENGINEを試してみてください。

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