「自分でLINEスタンプを作って売ってみたい」——でも何から始めればいいか分からない、という方へ。この記事では、スタンプの規定サイズや枚数といった基本から、スマホ・写真・AIを使った3つの作り方、LINE Creators Marketへの申請手順、審査を通すコツ、収益の仕組みまで、初心者がつまずくポイントを順番に解説します。読み終える頃には、あなたも今日から販売開始までの道筋が描けるはずです。
LINEスタンプは誰でも作って販売できる
LINEスタンプは、絵の専門知識がなくても、個人が無料で作って販売できます。仕組みを提供しているのが LINE Creators Market(ライン クリエイターズ マーケット) です。ここにクリエイター登録し、規定に沿った画像を作ってアップロードすれば、審査を経て世界中のLINEユーザーに向けて販売できます。登録も出品も無料で、初期費用はかかりません。
気になる収益ですが、スタンプが売れると売上のおよそ50%がクリエイターに分配されます(LINEの基本方針。iPhoneやAndroidのアプリ経由で購入された場合は、AppleやGoogleの手数料が先に差し引かれるため手取りはさらに下がります)。1セット120円のスタンプなら、1つ売れておよそ40〜60円が目安です。大きく稼ぐには数を売る必要がありますが、「自分のキャラクターが商品として並ぶ」体験そのものが、多くの人にとって魅力です。
作成から販売までの全体の流れ
まずゴールまでの全体像をつかんでおきましょう。やることは大きく4ステップです。
このうち多くの人が時間を取られるのが「②画像を作る」です。ここを効率化できるかどうかで、完成までのスピードが大きく変わります。後半で、手描き・写真・AIそれぞれの方法を紹介します。
スタンプの規定(サイズ・枚数・形式)
LINEスタンプには決められた規定があります。ここを外すと審査で差し戻されるので、最初に押さえておきましょう。
最大370×320
240×240
96×74
| 項目 | 規定 |
|---|---|
| スタンプ画像 | 最大 370px × 320px(各スタンプごと) |
| メイン画像 | 240px × 240px(一覧に表示される看板画像) |
| タブ画像 | 96px × 74px(トークルーム下部のアイコン) |
| 作成できる個数 | 8・16・24・32・40個から選ぶ |
| ファイル形式 | PNG形式・背景は透過 |
| その他 | 寸法は偶数・解像度72dpi以上・カラーモードRGB |
| 販売価格 | 120円から設定可能 |
スタンプの作り方 3つの方法
画像の作り方は、大きく3通りあります。自分に合った方法を選びましょう。
方法① イラストアプリで手描きする
絵を描くのが好きな人向けの王道です。スマホなら ibisPaint(アイビスペイント)、iPadなら Procreate、パソコンなら Photoshop や CLIP STUDIO などがよく使われます。自由度が高く、オリジナリティを出しやすいのが強みですが、8〜40枚すべてを同じ絵柄・同じキャラで描き切る必要があり、慣れていないと数日〜数週間かかることもあります。透過PNGでの書き出しと、サイズ調整を忘れずに。
方法② 写真から作る
ペットや自分の顔写真をスタンプにする方法です。加工アプリで背景を切り抜き、文字を乗せて仕上げます。実物の魅力をそのまま活かせる一方、写真をそのまま使うと「スタンプらしさ」が出にくく、40枚ぶんの表情バリエーションを写真だけで揃えるのは大変です。イラスト風に変換してから使うと、統一感が出て仕上がりがぐっと良くなります。
方法③ AIで作る(最短ルート)
近年もっとも手軽なのが、AIでスタンプを生成する方法です。「どんなキャラか」を言葉で説明するか、写真を1枚アップロードするだけで、AIが同じキャラクターの表情違いを一気に何枚も生成します。手描きの技術も、写真加工の手間もいりません。
当サイトの STAMP ENGINE は、まさにこのAI生成に特化したツールです。日本語でキャラを説明するか写真を選ぶだけで、12種類の絵柄から好きなタッチを選び、LINE申請にそのまま使えるサイズ・透過PNG・メイン/タブ画像・日英メタデータまで一式そろった状態で書き出せます。気に入らない1枚だけを作り直すこともできるので、「40枚を最後まで描き切る」という一番の難所を丸ごと省けます。無料でお試し生成もできます。
手描き不要。AIがあなたのキャラの表情違いをまとめて生成し、LINEにそのまま申請できる形で書き出します。まずは無料でお試しください。
STAMP ENGINE を無料で試すLINE Creators Marketへの申請手順
画像が用意できたら、いよいよ申請です。流れは次のとおりです。
- クリエイター登録:LINE Creators Market にLINEアカウントでログインし、クリエイター情報(名前・メールなど)を登録します。
- 新規スタンプの作成:「新規登録」から「スタンプ」を選択します。
- タイトル・説明文の入力:スタンプの名前や説明を、日本語と英語の両方で入力します(英語は必須項目)。
- 販売情報・ライセンスの入力:販売エリアやコピーライト情報などを設定します。
- 画像のアップロード:メイン画像・各スタンプ・タブ画像を登録します。
- タグと価格の設定:検索されやすいタグを付け、販売価格(120円〜)を決めます。
- リクエスト(審査申請):内容を確認して「リクエスト」ボタンを押すと、審査に進みます。
審査に通すためのポイントとNG例
審査はおおむね2日ほどで完了しますが、内容によっては時間がかかったり、差し戻されたりします。落ちやすいポイントを事前につぶしておきましょう。
- 著作権・肖像権に注意:既存のアニメ・漫画・ゲームのキャラクター、有名企業のロゴ、芸能人の顔写真などは使えません。オリジナルで作りましょう。
- 他人の写真を無断で使わない:写真から作る場合は、本人または同意を得た人の写真のみに。
- 画質・サイズを規定どおりに:ぼやけた画像、規定外サイズ、背景が透過されていない画像は差し戻し対象です。
- 公序良俗に反する内容はNG:過度な表現や誹謗中傷などは通りません。
もし差し戻されても、指摘箇所を直して再申請すれば問題ありません。落ち込まず、修正して出し直しましょう。
売れるスタンプにするコツ
作るからには使ってもらいたいもの。ダウンロードされやすいスタンプには共通点があります。
- 毎日使う言葉を入れる:「おはよう」「ありがとう」「OK」「了解」「おつかれさま」など、日常会話で頻出するセリフは出番が多く重宝されます。
- 表情のバリエーションを豊かに:喜怒哀楽がはっきり分かれていると、いろんな場面で使えて満足度が上がります。
- 絵柄・キャラを統一する:40枚を通して同じキャラ・同じタッチでそろえると、「セットとしての完成度」が高く見えます。
- ひと目で伝わるメイン画像:一覧で最初に見られるのはメイン画像。キャラの魅力が伝わる1枚を選びましょう。
AIツールを使うと、同じキャラで表情だけを変えたバリエーションを一気に作れるため、この「統一感」と「表情の豊富さ」を両立しやすいのが利点です。
よくある質問
Q. LINEスタンプ作りにお金はかかりますか?
A. LINE Creators Marketへの登録・出品は無料です。かかるとすれば、有料のイラストアプリや、AI生成ツールの利用料くらいです。無料の範囲でも十分に始められます。
Q. 絵が描けなくても作れますか?
A. 作れます。写真から作る方法や、言葉・写真からAIが生成する方法なら、手描きの技術は不要です。特にAIツールは、絵が苦手な人ほど恩恵が大きい方法です。
Q. どれくらいで販売開始できますか?
A. 画像さえ用意できれば、申請自体は数十分で完了します。あとは審査(目安2日ほど)を待つだけです。画像作成を効率化できれば、思い立った日のうちに申請まで進むことも可能です。
Q. 何枚のセットにするのがいいですか?
A. 初めてなら、まず8個や16個の小さめのセットから始めるのがおすすめです。負担が少なく、完成させやすいので、最後までやり切る成功体験を得られます。
まとめ
LINEスタンプは、規定さえ守れば誰でも無料で作って販売できます。ポイントを振り返ると、①規定のサイズ・透過PNGを守る、②手描き・写真・AIから自分に合う作り方を選ぶ、③LINE Creators Marketで申請して審査を待つ、という流れです。最大の難所は「同じキャラで何枚も描き切る画像作成」ですが、ここはAIを使えば大幅にショートカットできます。
「まず1セット、自分のスタンプを世に出してみる」——その第一歩を、今日から踏み出してみてください。